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Diario
日々の記録
2001.0825 土曜日
昼まで寝る。いろいろやろうと思っていたこともあったのだが、休めるときに休むことも先日の安物スローガンに合致していないとも言えないだろう。 寝起き。鏡を見てあまりの寝癖に驚愕。最近の男の子の髪型は、かなり爆発系だから、これで外に出てもいいのかも知れないなとか思う。 夜、車で散歩する。NHKの第一放送を聞いていたら、近畿で地震があったというニュース。家族に電話したら、怖いほど揺れたという。 夜半、腹が減り、ペペロンチーノを作る。僕の作るそれは、なかなかのものではないか。誰かに食わせてやりたい。ちょっと本気で思った。 明日の朝、ダイニングテーブルが届く。
2001.0824 金曜日
給料日昨日に続き、夏空。それを感じるのは、朝の通勤の時と、昼飯でオフィスのロビーを出るとき、そして薄く汗を滲ませながら帰る帰り道だけだ。帰りはもう夏の夜空となっていて、それを仰ぎ見ることもないが。 給料日。ごく薄い用紙に書かれた内容が、このひと月の報酬である。それはいいのだが、僕の場合、特に給料がでたからといってわくわくと嬉しい思いになったことはこれまであまりない。裕福なのでは決してないけれど、それだけ貧乏していないからだろうか。
貧すれば鈍す。
貧しいときの仕事と金の関係は、ほぼこの二つの言葉で語ることができると思う。では、しかし十分に満たされればどうなるのか。貧したときのように、実際に体験しなければ、これもたぶん分からないだろう。だが、願わくば貪りやいかりや愚か、こんなポテンシャルの低く暗い生き方になりたくはない。あれ?話は生き方の問題にまでなってしまったか。 よもや教訓じみている。そうかも知れない。が、哲学といい、求道というも、不安のない満ち足りた生活の中で身を腐らせない人間が、恐らく例外なく持っているものであり、態度ではないだろうか。享楽をありがたがる人は実際のところそんなにいないだろう。ところが求めるべきものを求めない暗い道を歩く人は、結構多いように思う。宮沢賢治が「唾し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ」と言った人間の姿がそれではないか? 空腹なく、暖かな布団で寝られることに感謝することを言い聞かせても、その先の暗い道は暗いままだ。本当の豊かさとは、等と語られるけれど、実際、本気で考えなければと思う。マッカーサーだったか、日本人の精神年齢は12歳だと言ったと言うが、戦争が終わって、あれからそれぞれの人々が、何を身につけてきたのか、本当のところを見てみたい。 しかし正直なところ、まだ、僕は安心して働けることに安堵し、感謝している時期のまっただ中だ。 何を言いたかったわけではない。話が大きくなったり小さくなったり。これは僕の、就寝前の単なる夢想で、ほとんど自由連想の、だらしのない記述だ。
2001.0823 木曜日
今日は遅い帰宅。寝る前には、なにも食べたくないところだが、あまりに腹が減ってしまい、インスタントラーメンを作った。その台所で、偶然コオロギを見つけてしまった。
もう木曜日。明日をいなせば、また休み。
2001.0822 水曜日
大根讃ノー残業デーで早めに帰る時間までに、台風は関東を過ぎつつあり、西東京は夕方の夏の太陽が差すようになっていた。 とにかく腹が減っていた。しかしこのところ中年太りが始まっている。そこでできるだけ簡単でうまくて、あっさりしたものを夕食に。
しかし、数日前に買った20円の1/2大根のありがたいこと。おろして納豆と絡めたり、今日のようにそばに掛けたりするだけで、むさぼって食べてしまうほどにうまい。
夜半、大阪の友人に電話などしてみる。ぼちぼちいこか、とのこと。
ぽーこ あ ぽーこ、ぽーこ あ ぽーこ どんぶらこ〜、どんぶらこ〜、みたいに言うと、感じがでる。
2001.0821 火曜日
安物スローガン仕事は平穏。暇なくらい。台風が紀伊半島辺りに来ているそうで、この辺も風雨が時折激しい。叩きつけるような雨が降り、窓を濡らしている。 以前よりも早く帰れるようになっていることもあって、夜、自分の時間がとれている。ゆっくり過ごすにしても、この時間をどう過ごすかが、ここのところの僕の局面では重要だ。 ・・・無駄と怠惰を排していこう。創意と前進だ。 まるで安物の企業スローガンだが、気に入った。正しく、的を得ており、なんか明るい気分になるのだから仕方がない。ぼさっとしてたら、どもならん。さっそくできるだけ具体的で、なおかつがちがちでない目標を立てる。
2001.0820 月曜日
昼休み、久しぶりにCDを買った。中古のポリス「ライヴ」。音楽家達自身、これほどの創造力を示しては身震いしっぱなしだったろうというような、そんな時期の演奏だ。午前8時の太陽みたいに、ぐいぐいと止められない勢いを感じる音楽。 台風が近づいているという。朝は晴れ間から差した朝日が強かったのに、いつのまにかどんよりとした雲の下だ。海はちょうど大潮だという。被害がでなければいいが。
kmdesign/MATSUOKA Ken'ichiro
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