Diary日々の記録980816 日曜日
晴れ
夏らしい晴れの一日。とても暑い。
夕食に焼き肉をしたところ、食事中は冷蔵庫に入れていなかったのが悪かったか、夜半に冷蔵庫を覗いたら既に異臭を放っていて驚く。先日の研修中に大腸菌の分裂速度を教わったのを思いだす。確か常温で20分だったのではないか?初めは1個でも、1時間で8個。10時間で8の10乗個。何個?算数は苦手なのだ。あってるやろか?
食中毒には気をつけないと。ニュースによると、ゴリラのごとき同志社のラグビー部員達もやられたという。お店や施設は大変だ。その後ぶらついて大型の書店に入る。大きいほうをもよおすに、紙がないから意を決して店員に補充を頼むも時間がかかる。隣のブースはもう20分以上も使用中のまま。ノックも帰ってくる。こいつ!あああ。
こういう間にも大腸菌は増える。やはり排泄が無限の増殖を防いで平衡を保たせているのかな。なんてその時は思えない。思われへんて。平気な顔を装うのって難しい。あ、僕が当たったっていうんじゃないのよ。健康な便意です。今日はこれでお終い。
アホ日記ナンバーワン 980815 土曜日
ほぼ曇り
夕方から車で半時間ほどの木津川べりへ遠征し、Mの仲間と花火。20人を越える若い男女がわいわい自由に楽しむ。文字通りの「誰そ彼」の薄暗やみと白煙の中で、幻惑を楽しむように時間を過ごす。ビールを何本飲んだって分からない。立ち小便したって分からない。53年前のこの日のことも、僕には幻惑の彼方のことなのだろうか。そして僕らは今をいちばん美しい季節の中で生きている。きっと来年も。恐らく再来年も。たぶんその次の年も・・・
いつものように少し用を済ませてメールを読み、いくつかのWEBを回る。そしていつに無く真面目になってメールをひとつ送った。ひとの幸せとは、触れることも、触れないでいることも難しい。 僕には落ちてしまっても分からない綱渡りをする思いだ。あるいは落ちてしまったのかも知れない。本来私信的なことではあるけれども、僕にも若干書かせてもらった。
km : stage for a dialogue. tube hall. hall. 1998
前は丸くなってお話ししたから、今日は好きなほうを向いて座りましょう。今日もオーディエンスは誰もいません。空メール 980814 金曜日
晴れ時々曇り
IとMWとともにM田先生宅に伺う。先生は高校の部活で顧問をしていただいたかた。先生が新卒の時にお世話になったということは、6つほどしか歳も違わない。その先生が先月めでたく御成婚。今日はそのお祝いを言いに。
M田先生は数学。パートナーの典子さんは国語の、同じく高校の先生。ちなみにIは英語、MWは商業の、これも高校教諭。皆さん聖業従事な人達。水臭いことに、先生は僕らに結婚のことをつい先日まで連絡してくれなかったし、そんな話はいつだってしなかったから、未だに僕などは寝耳にナントカといった感じが抜けない。それが目の前で夫婦で現れても、どうも実感がわかない。・・・僕に嫁はんが居らんからやろか?
お幸せに。
三重へ戻るIの為に先導車のナビをしながら、信楽。ついでなので小皿をひとつ買って帰る。
980813 木曜日
曇り
三重から盆帰省中のIの車は、俺とMWを乗せ箕面温泉スパーガーデンへ。親子連れうじゃうじゃ。昼からY夫妻と、Nも加わってテニス。完全な初心者の俺だが、なんとか打ち返しつつYの旦那と組んでのダブルスを2連勝。賭けたビールも2杯とった。こんなに汗をかいたのは本当に久しぶりだ。
夕食会。箕面駅近くの伊料理屋にて。MWがセッティングしてくれた俺のための壮行会だという。大変照れる。餞別まで頂いた。彼や彼女らとは、Yの旦那を除いては高校時代からのつきあいで、毎年1、2回集まる。まるでこの間卒業したみたいな感じしかしないのだが、それでも10年以上経つのか。今日の料理の味、ワインの香り。何かしこまる必要もないとはいえ、きっと忘れることはない。
礼を述べる段になって、自分の不器用さにあきれる。すまん。そう。励ましには、ありがとうでは足りないのだ。Nが二女の父という以外は未だ新婚のままのIとY夫婦。気づけば俺とMWだけが独身者か。夜景の見える宿を借りてIとMWとで浴衣座談会。MWは恋人募集中。今日は大変発情したトーンで語る熱血高校教師である。そのうち2年もすれば、彼好みのかわいい嫁はんを連れてるんじゃないだろうかと思う。
夜半も3時を過ぎるころから窓辺に張り付き、お楽しみの流れ星を見る。東の空からはもうオリオン座が登りきっていた。輻射点からはずれた、その東の曇りがちな空をにらむこと小一時間。4つほど見ることが出来た。マイナス等級の明るいのもひとつ。MWよ、大丈夫。きっともうすぐ願いは叶うぞ。
蛇足だがその高校生の頃、ソ連の人工衛星が落下するのを見たことがある。あの美しさを今もはっきりと覚えている。
緑地公園で吹奏楽の練習をしていた秋の夜。数十秒間もの間、ゆっくりと南の彼方へと飛跡を描く様。「未知との遭遇」に出てくる空を覆うようにしてまばゆく輝く宇宙船。あれが輪郭を不定形にしたそのままが、頭上を被い、移動してゆく様子を想像してもらえるだろうか?非現実的にはUFO、現実的には核戦争でも起こったかと、真剣に思った。
いろとりどりの炎色反応のサーカスは、その後和歌山沖に落下したそうである。いくつかの部品をどこだかのベランダにプレゼントしたりしながら。
980812 水曜日
曇り時々晴れ
km : パリのノートルダムで 昨晩はあれほど疲れていたというのに、何故か眠れずとうとう読書で一晩を明かしてしまった。盆休みとはいいものだ。それから日中は昼寝で過ごした。
本を読んでいて、それが絶えてないくらいの興奮を与えるものであったとしても、あたかもいい酒に当たったように、いつの間にか、酔いのなかでもう何にも分からなくなっているということがある。酒に飲まれるというけれど、別段それ自体は悪いことじゃない。
音楽でも、たとえヒトでも。出会いの悦びには自分に主導権があったものを、そのうち関係の間にそれを移していく。あるいは評価して楽しんでいた対象に、自ら半身を溶け込ませていく。そういえば、今日明日の夜はペルセウス座の流星群がピークを迎える。たくさん流れ星が流れる日。願い事の多い人はいますか。
流星の飛跡を痕というらしいが、僕などいつもあれが光だとは思えない。ホワイトカラーで筆書きしたように見える。暗やみのスクリーンの向こうで誰かが描いたみたいに。押した瞬間飛跡が出ます。うそ。 明日は友人の彼や彼女らと箕面へ。泊まり。
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