2004年09月02日
風の盆
今年もおわら風の盆の季節が巡ってきた。
きっと今頃は越中八尾の街は人の熱気に包まれているのだろう。
風の盆をはじめて知ったのは、五木寛之の「風の柩」という小説だった。
そして高橋治の「風の盆恋歌」を読んで、風の盆への憧れがいっそう強くなった。
出張の帰りに八尾へ寄ったのは、日記を検索してみると1998年4月のこと。
月日の経つのは早い。また行こうと思っているうちに6年が過ぎてしまった。
春の八尾は静かな街だった。9月はじめの風の盆だけは人口の十倍以上の人が押し寄せるという。
おちついて風の盆を楽しみたかったら、8月の前夜祭の時期に来るといい、と宿の女将が言っていた。
来年こそは。
2004/09/04 追記
有紀姐が「風の盆恋歌」というエントリーで書かれてように、高橋治の「風の盆恋歌」は齢を重ねてから何度でも再読したくなる本だ。
映画の世界にかかわっていただけに、目の前を風の盆の流し踊りが通り過ぎてゆくかのような繊細な情景描写もさることながら、男女の心の機微をするどく表現している。
こんな恋なら命をかけてもいい。
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